株主総会―ANAホールディングス

 

 

 

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第73期定時株主総会
ANAホールディングス

開催日 平成30年6月28日 10:00~12:15
場所

グランドプリンスホテル新高輪

「国際館パミール」

お土産 無し
配布物 パンフレット

株式情報

株価 3,903(平成30年8/7現在)
単元株数 100株
最低購入額 390,300円
利回り(配当+優待)  4.46%

  1. 開会 代表取締役社長 片野坂真哉(議長)挨拶
  2. 監査報告
  3. 事業報告(映像)
  4. 決議事項
  5. ハワイリゾート戦略の説明
  6. 事前にあった株主からの質問に対する回答
  7. 質疑応答
  8. 採決

決議事項

第一号議案 剰余金処分の件
第二号議案 取締役10名選任の件
第三号議案 監査役1名選任の件

※招集通知参照


「ハワイアンリゾート」

  • 昨年のハワイへの渡航者 150万人超←10年前と比べて3割増
  • 「FLYING HONU」3機導入 提供座席(1日片道)738席→最大1560席に

事前質問

Q

パイロットの高齢化などで大量退職していくなかで、パイロット確保に向けた取り組みはなにかしているか。

A

現在、30~50代のパイロットの比率は各30%くらいずつと均等に分散されている。

自社養成が約50%、航空大学校が約40%、自衛隊や私立大学の養成コースが約10%の出身者となっている。平成29年には60名を採用し、退職者は50名。航空大学校からの採用枠を72名から108名に拡大し、航空大学校や私立大学養成コースを目指す志望者への奨学金制度の拡充など、基礎訓練過程を終えていることで訓練費用を効率化できることから一定規模を安定的に採用している。


質疑応答 (1問・3分まで)

Q

エアバス380を3機導入するということだが、3機のみということで整備は外部委託になると思うが、整備体制について詳しく聞きたい。

A

効率的な体制をとるために、運航時の整備であるライン整備を除いては外部に委託することになっている。様々な整備会社など公平に評価し、検討していく。


 

Q

2020年のオリンピック・パラリンピックに向けた訪日外国人へ向けた企画などあれば。

A

日本各地の多様な魅力を全国また海外のお客様にご紹介する「Tastes of JAPAN」や、観光アクション部をつくり海外への働きかけしたりさまざまな取り組みを行っている。日本の自然や文化は魅力がつまっているので、より多くの人の伝えていきたい。


 

Q

MRJ(三菱リージョナルジェット)について、導入が延期されているが現在の状況と今後また遅れたときのリスク管理について。

A

昨年1月、5回目の延期になったが、現在は2020年半ばに導入という予定で変更はない。今年7月に行われるエアショーでも、ANA塗装をして登場する予定。少しでも早く納入してほしいとお願いをしているところで、開発状況を注視しつつ引き続きサポートしていく。


 

Q

2020年には50便発着枠が増加するということだが、それに基づいた安全性についてはどうか。また、50便のうちANAの配分はどのくらいか。

A

配分は未定。少しでも多くできるようこれから対処していく。

安全性については、現在航空経路の見直しや各地での説明会など行っている状態。落下物や騒音についての問題が出てくると思うが、スタッフ全体で目を光らせていく。


 

Q

伊東取締役会長は、三菱重工の社外監査委員も兼任しているが、MRJの納入の遅れなど三菱側への対応が甘いのではないか。役員兼務はどうなのか。

A

取締役会長は業務の執行は行わず、社外監査も三菱の経営に直接タッチすることはない。

MRJに関しては、安全性や性能を重視しビジネスとして対応しているので忖度などはない。社外役員というのは会社の知名度をあげるなど、会社の力になっている。


 

Q

ハワイアンリゾートについて、JALではホノルルで使えるクーポンなどあったが、ANAでもクーポンなどのサービス面での対策はあるか。

A

クーポンだけでなく、ショッピングセンター内のラウンジ、巡回バスの利用、マイレージクラブでの特典など、色々考えているので楽しみにしておいてほしい。


 

Q

LCCを利用して那覇にいったが、ターミナルがひどい。利便性が悪く、いくら低コストとはいえど、今後アジアで戦っていけるのか。

A

コスト削減という面において、どうしてもターミナルもコストを抑えるとなると駅から遠くなってしまう。来年には、国内・国際ターミナルを連結するためLCCのターミナルも移ることができるようになる。ターミナルだけで考えるのではなく、LCCは「低賃金」という新しい価値を提供していると考えてほしい。5年間で一番利用した人で、368回という人がいる。ピーチとバニラエアが統合したあとには、このムーブメントをアジア全域に広げ、新しい需要を創出することで既存LCCと競争していく。


 

Q

リスクマネジメントについて、訓練はどのくらいの頻度で行っているか。

A

新入社員は毎年安全センターで訓練を行っているが、全スタッフが毎年必ずというわけではない。3年以内に全員行うようにしているが、グループ全体で常に見直していく。


 

Q

取締役会でのダイバーシティについてどう考えているか。

A

今期取締役員10名のうち7名は社内で、3名は社外から選出している。創業当時から社外役員はいて、社外の目は非常に貴重な意見であると考えている。また、女性の意見やグローバルな視点も重要であり、様々な意見を尊重していきたい。


まとめ

会場外には、活動や模型の展示・シートの体験などができる展示コーナー、ドリンクコーナー、機内・旅行会社で配布しているパンフレットが置いてあるパンフレットコーナーがあり、総会後には株主向けの「旅行説明会」を行うなど総会以外にも楽しめる内容が充実していた。パンフレットの持ち帰り用に袋を用意してあったり、お茶の配布はなかったもののドリンクコーナーを広くとってあったりと株主への配慮がよくなされていた。質疑応答では、質問者が多くみられることを想定し事前に椅子の上にブロックと色別のチラシがおいてありあてやすいように工夫されていて、毎年大勢の参加者がいる大企業ならではだと思った。JALの総会と比較するとマイナスな意見や質問が少なく、あったとしても適格に回答し納得させている印象だった。全体的にスムーズな流れで行われており、片野坂社長の頭の回転の速さがうかがえた。

 

会場入り口

会場入り口

建物内

建物内

入場券とブロックナンバー

入場券とブロックナンバー

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

展示コーナーの様子

配布パンフレット

配布パンフレット

武藤国雄Twitter_@ctn_mutou