株主総会―松屋フーズ

第43期定時株主総会
松屋フーズ

開催日 平成30年6月26日 10:00~11:30
場所 ハイアットリージェンシー東京
お土産 無し
配布物 お茶

株式情報

株価

3,620(平成30年8/7現在)

単元株数 100株
最低購入額 362,000円
利回り(配当+優待) 2.27%

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配布物

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  1. 監査報告
  2. 事業報告(映像、ナレーション)
  3. 決議事項
  4. 質疑応答
  5. 採決
  6. 新任紹介

決議事項

第一号議案 剰余金処分の件
第二号議案 吸収分割契約承認の件
第三号議案 定款一部変更の件
第四号議案 取締役6名選任の件
第五号議案 監査役1名選任の件
第六号議案 補欠監査役1名選任の件

※株主総会招集通知参照


今後の課題

  1. 店舗における競争力の強化
  2. 新規業態の開拓
  3. 人材育成
  4. 食材調達、生産体制の強化、原価率の適正化
  5. 経費適正化の推進
  6. 社会的責任の重視の経営
  7. 海外展開
  8. 持株会社体制への移行

質疑応答

Q

株が予想よりあがっていない。中国での牛の値上がりがニュースになっていたが、実際そういう影響もあるのか。

A

米国産のばら肉の需要が中国でかなりあがってきていて、実際にここ2~3年で牛肉の価格のアップダウンが激しくなっている。価格が下がることを期待はしているが、これ以上上がることはおそらくない。


 

Q

牛丼・とんかつの他に、すし・らーめん・そばなどの業態があるが、均等にすべて進めていくのか、どれかに集中させるのか、今後の方向性は。

A

とんかつの松のやも、16~17年かけてようやく今のように展開できた。時間をかければその分土台も固まるので、現状は均等に進めていくが、将来的には可能性があるものに固めていく予定。


 

Q

吸収分割契約についてわかりやすく教えてほしい。

A

ホールディング化に向けての契約のこと。子会社はすでに設立済みで、松屋フーズと契約させることによって、ホールディング化する


 

Q

1週間の中で、一番客数の多い日と少ない日は何曜日か。また土日は家族サービスなどで客足が減りそうなので、子供と一緒に行けて楽しめるメニューなどをつくったらどうか。

A

一番多いのは土曜日で、少ないのは月曜日。金曜日は夜更かししても大丈夫という考えから深夜帯に増えていて、その逆が週初めの月曜日のためこの結果が出ていると考える。現在お子様メニューも用意しているが、今後もっとブラッシュアップさせていき、環境の変化によっても変えていこうと思う。


 

Q

お米の炊飯について、大量のご飯を一度に炊くとどうしても時間がたつと味が落ちる。短時間で提供することはできないか。また、お米の味がわかりやすい定食とたれや具材をのせる丼ものでご飯をわけることはできないか。

A

一度に4㎏炊飯(もしくは2㎏)でなるべく統一しているが、店舗によってどうしてもズレが生じてしまうためマニュアル通り適応していく。お米を早く回すようにはしているが、現在各店舗に保管釜がひとつずつしかないため、わけるのは難しい。


 

Q

券売機による食券の販売時に、高齢者がわかりづらく店員がサポートすることによってメインの業務が滞ってしまうのが目立つ。どういうところに買いづらさがあると思うか。

A

券売機がわかりづらい方には、口頭で注文もうけている。券売機の見せ方などよりみんなが使いやすいものをつくれるよう研究中。


 

Q

今後地震などの災害が起きた場合の、調理の熱源など対策はあるか。

A

熱源はガス・電気だが、ガスが止まった際は電気炊飯で補えるが電気が止まってしまうと熱源がなくなってしまう。そのために、BCPマニュアルも用意しているのでそれに従って対応していく。


 

Q

吸収分割の目的と、それによって株主に与える影響はなにか。

A

目的としては、分割し経営者マインドを育てることによって業績の向上にもつながり、責任分担の明確性にもつながる。

影響としては特にないが、還元していけるよう努力する。


 

Q

海外展開について台湾進出が決まっているということだが、検討条件などはなにか。東南アジアなどどうか。

A

現在確定しているのは台湾のみ。東南アジアなどの新興国も検討しているが宗教上やTPPの問題でなかなか難しい。台湾での出店後の様子をみて、今後どうするかを明確に考えていく。


 

Q

店舗展開について、駅周辺の店舗や国道沿いの店舗などさまざまだが、どういう戦略で店舗展開しているか。

A

新規で駅前を中心に74店舗出店する予定。ビル内の店舗や駐車場付きの店舗など、あいた物件の状況によって決めている。今後は未出店の地域にも出店できるよう計画していく。


 

Q

ホールディング化したことによって、株主の配当や優待になにか変化はあるか。

A

特に変更はない。配当や優待も今まで通りホールディングのほうで出すのでそのまま持っていてくれれば大丈夫。子会社が大きくなっていけば、今後対応できるかもしれない。


 

Q

サービス残業などの過重労働、または天下りはあるか?

A

天下りはない。労働については、定期的に労働安全性委員会をひらき深夜勤務や残業が続いているスタッフがいればマネージャーに流すようにと、労働環境はどんどん改善している。


 

Q

すかいらーくやロイヤルは深夜営業をやめたが利益の変化はあまりないようだが、松屋は深夜営業に対してどういう考えか。

A

深夜の客入りは下がりつつあるが、中途半端に閉店することで従業員の負担になりかねない。地域によっては24時間営業をしていない地域もある。シミュレーションも行っているが24時間営業のほうが売上はある、負担も少ない。今後も環境の変化によって適応していく。


 

Q

従業員の平均休暇日数はどのくらいか。

A

有給休暇は平均5~6日と少なめではあるが、組合と話し合い取得推進している。今後はプラスで春・夏休みや、余裕がある地域では春・秋休みもとれるようにしていきたい。


まとめ

店舗数やメニューも多く、個人的によく利用するため気になっていた企業。期間限定メニューが豊富で消費者を飽きさせないようにしている印象がある。

同会場で4社の総会が行われていた(部屋別)。駅からシャトルバスに乗れるといいが、乗れないと遠いので行きづらい。質疑応答では、吸収分割契約によるホールディング化についての質問が多かった。やはり、株主としてそれによってどういう影響があるのか、また配当・優待など自分たちにもなにか変化があるのかが気になる株主が多いようだ。松屋・松のやに続く第三の業態に力を入れていくようだがまだ明確化していないようだったので、今後どの業態が伸びるのかに注目したい。また、ホールディングス化したことに伴って経営面がいい方向に向かうのかも注目すべきところである。

 

 

武藤国雄Twitter_@ctn_mutou