株主総会―銚子丸

第41期定時株主総会 銚子丸

開催日 平成30年8月2日(木)10:00~11:45
場所

幕張メッセ国際会議場

2階コンベンションホールB

お土産 銚子丸「お食事券」500円×2枚
配布物 お茶
 

株式情報

株価 5,200 (平成30年8/7現在)
単元株数 100
最低購入額 520,000円
利回り(配当+優待+総会お土産) 1.73%

議長: 代表取締役社長 石田 満

1.開会

2.監査報告

3.事業報告(映像、ナレーション)

4.決議事項

5.質疑応答

6.議案採決

7.新任挨拶


報告事項

第41期事業報告 及び 計算書類報告の件


決議事項

第1号議案  剰余金処分の件

第2号議案  定款一部変更の件

第3号議案  取締役4名選任の件

第4号議案  監査等委員である取締役4名選任の件

第5号議案  取締役の報酬額の決定の件

第6号議案  監査等委員である取締役の報酬額の決定の件

第7号議案  取締役に対する譲渡制限付株式の割当てのための報酬決定の件

第8号議案  ストックオプションとしての新株予約権の募集事項の決定を当社取締役会に委任する件

(すべて原案どおり可決)


対処すべき課題

1.銚子丸スタンダードの向上

 私達の真心を提供し、お客様に感謝と喜びを頂く経営理念を実現させる。

 理念の実行は、良質な外食体系を提供することと定め、劇団員全員で実行する。

 生活の豊かさと幸福感を実感していただく。

 ・安全、安心、コストパフォーマンスの高い商品の提供

 ・家族的なサービス溢れる良い雰囲気の提供

 ・清潔な空間の提供

 

2.人財の確保と育成強化

 ・働きやすく採用しやすい環境作りを目的とした働き方改革の推進により、休日を含めた労働時間の正確な

  管理(前期5,799時間の労働時間短縮)を行う

 ・人事改革にて給与制度の再構築に着手し、評価に基づき5年間の昇給を実現させる

 ・職人、パート、アルバイト確保のため、地域相場の調査と店舗ごとの募集時給アップを行い、

  人財の確保と定着率向上の環境作りを行う

 

3.収益基盤の強化

 ・計画的な改装を行い、売上向上、作業の効率化、イメージアップを行う

 ・機械化、省力化を推進し劇団員の負担を軽減し、お客様との接点と生産性の向上

 ・店舗の営業管理を強化し、自主性を尊重しつつ、原価や人件費の徹底管理

 ・人財の適正配置・有効活用し、不採算店舗の対処でスクラップ&ビルドを行う

 

4.新市場開拓の推進

 ・商業施設や駅前中、繁華街への出店(大手町、松戸は決定)

 ・出張回転寿司サービスの拡大

 ・新たな立地や市場の開拓(海外出店、水産物以外の事業)


質疑応答 (1人1問まで)

Q

 

 

業績が悪化し人材不足だが、新しいチャレンジができるのか。

A

 

41期は減収減益であったが、出店場所を観光地なども視野に入れ、高い食材の原価と寿司職人の人件費を確保したい。また既存店を2年磨いてきたが思うような結果が得られなかった。寿司職人が少ない為、パートでも出来るように店舗形態を変更(機械化)し、コンパクトな店舗の出店を計画している。


Q

 

 

「銚子港直送」は景品表示法に違反していないのか。

A

 

当表示は屋号の由来で企業使命を表す表示であるため、違法とは認識していない。

改めて持ち帰り社内で討議調査の上、必要であれば改善する。


Q

 

 

前期開催された取締役会(全17回)の記録(日付、場所、開催時間、議題、結果)を開示してほしい。

A

 

 

本日は議事録がないため正確な情報はお伝え出来ないが、取締役会は毎月月末の午前中(10時~11時)で開催している。


Q

 

 

現在の企業経営はデジタル化が進んでいるが、銚子丸はアナログで人と人との触れ合いを大切にして欲しい。機械化を進める経緯を詳しく知りたい。

A

 

銚子丸の良さは職人とのやり取りで人間的なスタンスが基本である。

2012~2013年は職人が1店舗6~7名在籍していたが、現在は4名と職人不足となっている。また、人が対応しているからこそのクレームが発生するリスクがあり、多忙になると応対も粗雑になる。機械化できる行程は機械化を行い、職人の業務効率化を図り、お客様との接点を多くするよう改善を行う。


Q

 

 

食の安全は最も大切だが、アニサキス食中毒などを防止するため、年間の業務取締役監査と現地現場の業務監査をどのように実施しているか伺いたい。

A

 

監査役より、食中毒防止についてはマネージャー会議や店長会議に同席し、アニサキス対策の取り組みの指示を行っている。また衛生管理体制を強化するため、専門家を顧問とし採用。店舗の衛生検査体制強化として、41期は民間の検査機関の支援を仰ぎ、プラス社員の2名体制で3ヵ月に一度実施。またマネージャーによる巡回は週2回実施している。従業員には重点管理項目としてマニュアル化し手洗いなど衛生6項目を徹底している。


Q

 

 

株主還元、配当性向、株価対策はどのように実施しているか伺いたい。

A

 

創業者は節約し利益を出して内部留保を厚くし、銀行や世間の信頼を獲得していた。株主還元を主にして内部留保を制限することは、今後も行わない。ただし内部留保を積み上げるだけでは成長がないため、既存事業の出店に投資、また新規事業、海外出店、人材開発と採用に振り分けていくため社内で議論している。配当性向は維持し、株主優待の配当を変更し、今後も利益を上げていくよう努める。


Q

 

 

10月に大手町と松戸に出店するが、投資額、売上見込、また全店舗の定借か一般かを知りたい。

A

 

大手町は25坪、松戸は46坪と規模の小さい店舗である。投資額は一般的に5000~7000万円だが、大手町は少ない。5000万円程度とお考え頂きたい。 売上見込は一般店舗の1/2程度と見込んでおり、低投資高利益を狙っている。店舗が定借か一般は過去にも開示はしていない。


まとめ

 身近にあり家族とも時々利用する企業の株主総会であったため、非常に興味を持っていた。

 総会冒頭、昨年8月に発生した食中毒事故への謝罪とお詫びがあった。再発防止に努めているとのことで、実際に行く機会のある企業の為、食の安全は最も大事なものと改めて感じた。

 質疑応答では、減収減益が続いたせいか厳しい意見も多かったが、企業のコンセプトである「人と人のふれあい」と「良質な商品」は、他の同業他社とは比較できないものを持っている。職人一人ひとりが作った商品は非常に優れていると感じているが、半面職人の人材不足という大きな問題を抱えていることもわかった。機械化を推進することにより作業の効率化になるが、人の心はお金では買えないものであるため、今後もコンセプトを守りつつ、利用者により良い商品を提供できるよう取り組んでいって頂きたいと思った。


順路案内の方

会場入り口

出席表

配布物(お茶)

お土産(お食事券)

武藤国雄Twitter_@ctn_mutou